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わかめの成分

動脈硬化の防止、高血圧の改善に!アルギン酸とフコイダン

テマサ おさしみわかめ
※1袋に入っているわかめの量(400g)です。袋から出すと、こんなにたくさん入っています。

海藻パワー、わかめパワー!

わかめには体に良い成分がいっぱい!」


わかめには血液をキレイにしたり、サラサラにして血液の流れをスムーズにしてくれる作用があります。


たとえば、女性にとっての妊娠や出産時は、身体への負担が大きく、多大にエネルギーを消耗する時期です。わかめスープなどを毎日たくさん食べることで、血液の流れがスムーズになり産後が楽になると言われています。


わかめなどの海草類は、お腹がふくれるので空腹感を抑え、ミネラル、ビタミンなどが豊富で低カロリーのため、ダイエットにも効果的です。


妊娠中はバランス良く、しっかりと栄養を摂る必要がありますが、「食べ過ぎて出産後も体型が戻らない!」という悲劇を防ぐためには、毎日摂りたい食品のひとつと言えます。

   


産地の皆さんが一本一本丁寧に手作業で選別して束ねています。
産地の皆さんが一本一本丁寧に手作業で選別して束ねています。

特に高血圧を下げたり血液をサラサラにする効果があるといわれるアルギン酸(ぬめりの成分)などの食物繊維や、ガン細胞をやっつけるフコイダンやヨード、体の調子を整えるミネラル、ビタミンなど体に良い成分がわかめには豊富に含まれています。

 

ワカメの表面はヌメリがありますが、このヌメリ成分がアルギン酸です。アルギン酸は、身体にとって非常に有効な成分です。

 

血液中のコレステロールを低下させるアルギン酸

■アルギン酸とは?

今注目されている成分で、水溶性(水に溶ける)の食物繊維の一種です。

ワカメや昆布などの海藻類に多く含まれていて、ヌルヌルした感触が特徴です。

■アルギン酸の効用

◎血液中のコレステロールを低下させる

アルギン酸は、コレステロールを吸着するという有り難い働きがあります。この働きのお陰で、コレステロールの沈着が原因で起こる動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの予防する効果が各方面で注目されています。

 

◎体内の余分なナトリウムを排泄させ、むくみを解消
アルギン酸は、体内でナトリウムと結合し、便の材料となって排泄されます。このためナトリウムのとりすぎが原因のひとつである高血圧を改善する働きがあります。また、体内に余分なナトリウムがあると水分を貯め込みやすく、むくみの原因となります。アルギン酸はナトリウムを除去して、むくみ予防にひと役買います。

■多く含まれる食品 

これらの成分は、わかめ、昆布、ひじき、あらめなどの海藻類に豊富に含まれることが知られていますが、含有量はわかめが圧倒的に多く、乾燥わかめの場合は重量の40%〜60%がアルギン酸と言われています。また、わかめの次にアルギン酸が豊富なのが昆布で、乾燥重量の30%程度含まれているということです。

 

効果的な食べ方
1度に大量に摂取するよりも、毎食、お料理方法に変化をつけ、分けて摂取する方が、その効果が期待出来ます。朝食で、ワカメの味噌汁、昼食で海藻サラダ、夕食でワカメの酢の物といった形で、毎食、食べることを意識的に考えましょう。

昆布は、だしとして使われることが多いようですが、アルギン酸はだし汁には、ほとんど移行しませんので、だしをとり終わった後の昆布も煮物や佃煮などにして召し上がりやすくすると、成分を余すことなく取り込めます。

 

※わかめのかき揚げ

必須栄養素・食物繊維

乾燥わかめ(カットわかめ等)1回分に食べる量約5gで約2gの食物繊維を摂ることが出来ます。
わかめに多く含まれる食物繊維には、水に溶けない“不溶性食物繊維(セルロース)"と“水に溶ける水溶性食物繊維(アルギン酸)"があります。

 

体内をきれいにしてくれる食物繊維は、毎食摂りたいものです。煮物・汁もの・ご飯物・揚物・蒸し物・炒め物と、わかめのお料理レシピは豊富で、工夫することで、飽きずに毎日少しずつお召し上がり頂くことが出来ます。

◇水に溶けない食物繊維=セルロース(食物繊維の内の約20%含有)
水に溶けず、消化もされない食物繊維は、腸の中で水を含んでふくらみ、腸の中で出来る便の量を増やしてやわらかくします。さらに腸の壁を刺激して腸のぜん動運動を活発にして、便が腸の中に長くとどまることを防ぎます。便の腸での通過時間が短いということは、便の中の有害物質が吸収されることを防いだり、大腸がんの予防にもつながります。
また、水を含んでふくらむセルロースは、カロリーが少なくて満腹感が得られ、肥満防止やダイエットにも最適といわれています。(効果には個人差があります)
 
◇水に溶ける食物繊維=アルギン酸(食物繊維の内の約80%含有)
わかめのヌルヌルした“ぬめり"の正体は主にこのアルギン酸という水溶性の食物繊維です。
アルギン酸は他の食物中の塩分と結びついて、塩分を体外に排出する働きをします。そのため体内のナトリウムは減少し、血圧の上昇を抑えることになるのです。

●高血圧の抑制を高めるわかめ

食事の時塩分を摂りすぎないことは大事ですが、わかめを食べているとその害をより少なくすることが出来ます。みそ汁の具にわかめという組み合わせは古くからの日本人の知恵なのでしょう。
アルギン酸には血液中のコレステロールを減らす働きや、腸内細菌のバランスを整える働きもあります。動脈硬化が招く恐い成人病を防ぎ、腸から始まる老化を防ぐためにも、わかめは積極的にとりたい食品なのです。またこのアルギン酸は放射性のストロンチウムや重金属のカドミウム等有害物質を体外に排泄する働きもあります。

三陸リアス式海岸の風景


※おさしみわかめ


※わかめ豆腐


※海藻サラダ


●ミネラル(海はミネラルの宝庫です)
海の水にはもともとたくさんのミネラルが含まれていますが、陸上の豊かな森のミネラルも雨によって川に溶け出し、やがて海に運ばれて、海はミネラルのエキスになっています。だから海で採れる海藻には陸上の食物より種類も量も多いミネラルが含まれているのです。
特に鉄・ヨウ素・マンガン・亜鉛・カルシウム・カリウムなどが多く含まれ、これらのミネラルは、たとえ微量でも人間には無くてはならない栄養素です。わかめに含まれる成分は吸収良く効果的な形で取り込むことが可能です。

●カルシウム
中でもカルシウムは乾燥カットわかめ100g中に820mg含まれ、小魚や脱脂粉乳にひけをとりません。丈夫な骨や歯をつくるのに重要な働きをしたり、ストレスに打ち勝ったりイライラ防止に効果があるといわれるカルシウムをわかめで十分摂ってください。

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●カリウム
わかめに含まれるカリウムは塩(Nacl)の中のナトリウムと入れ替わって塩化カリウムを作るので減塩効果があるといわれています。

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●ヨウ素(ヨード)
わかめには100g当たり7790マイクログラムと、他の食品に比べ桁違いに多く含まれています。ヨウ素は主に甲状腺ホルモンを作る材料で、甲状腺ホルモンは子供の成長を促進する働きがあり、一生を通じて新陳代謝を活発にする働きもあります。また、ヨウ素に血液中のコレステロール値を下げる働きがあることも認められてきました。
 
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●ビタミン
わかめに多く含まれるビタミン類はビタミンAやビタミンC、それにビタミンB群などです。

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●ビタミンA
ビタミンAが欠乏すると成長が止まったり、骨や歯の発育が悪くなったりすることが知られています。また、皮膚や粘膜を保護する働きや最近では抗がん作用があるともいわれています。
植物性食品の場合、ビタミンAはカロチンという形で含まれています。カロチンはそれ自体ではビタミンAの効力を持っていませんが、腸で吸収されるとビタミンAに変わります。そのためビタミンAになる前のものということで、プロビタミンAと呼ばれることもあります。生わかめでは100g中に1400マイクログラムのカロチンを含んでいます。
また、ビタミンAは油に溶ける性質があり、油といっしょにとると吸収率が3倍にも増えるといわれています。料理をするときに油と組み合せる工夫をすると効果的に生かせるでしょう。

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●ビタミンB群
乾燥わかめ(素干し)には100g当り、ビタミンB1が0.39mg含まれています。ビタミンB群が不足すると脚気になったり、皮膚や粘膜、胃や腸などに異常が現れたり、神経のはたらきや精神状態に悪影響を及ぼすといわれています。

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●ビタミンC
乾燥わかめ(素干し)には100g当り、ビタミンCが27mg含まれています。ビタミンCは細胞の老化を防ぎ生命をいきいきと活発に保つために欠かせないものです。

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●脂質    
脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の二種類があります。飽和脂肪酸は血液中のコレステロールを増やす働きがありますが、不飽和脂肪酸は反対にコレステロールを体外に排出するのを助けるはたらきがあるといわれています。
コレステロールは私たちの体にとって大切なものではありますが、増えすぎると動脈硬化などを引き起こす悪い面もあります。わかめの脂質の特徴は、陸上の植物では殆ど見られないEPA(エイコサペンタヱン酸などの不飽和脂肪酸を多く含んでいます。
 また、ステロール系の中でもわかめには、血液中のコレステロール値を下げる働きのある海藻特有のコレステロールがたくさん含まれています。