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もずくの成分

ダイエット、生活習慣病の予防に最適な栄養素

澄んだ海で採れる「もずく」は食物繊維、フコイダンを多く含み、ミネラルやビタミンA等不足しがちな栄養素を自然な形で補える健康食品です。最近ではダイエット食品として非常に注目されています。


もずくは、新鮮で磯の香り漂う格別の風味を味わいながら、身体にやさしい栄養素をたっぷり摂れる食品です。「もずく」を毎日の食生活に加えて、効果的に栄養素を摂り込んで下さい。

モズクとはモズク科またはナガマツモ科に属する褐藻です。

糸状で細く、枝が多い構造をしており、長さは30~40cm程です。表面には粘質物が多く、健康になれる食品として人気です。
モズクは他の海藻(も)に付着して生息することから、「藻に付く」という意味でモズクと呼ばれるようになりました。
保存性を高めるために、塩蔵品や味付モズクに加工され市場に出回ります。生のものと比べても栄養価はあまり変わりません。

●モズクの生産地
モズクは100%国産の海藻で、4月~7月に旬を迎えます。
1977年に沖縄県の恩納村漁業研究グループと水産業改良習及所の共同研究により、初めてモズクの養殖に成功しました。現在では天然のモズクはあまり流通しておらず、ロープなどに付着させて育てた養殖のモズクが一般的です。最も生産量が多い都道府県は沖縄県で日本の生産量の90%を占めています。


もずくの効用
もずくの食物繊維は、お腹の中で膨れるので満腹が得られ、腹持ちが良いので、ダイエットに最適です。他にも、腸内の悪玉コレステロールを包み込み、体外に排出する働きがあり、生活習慣病の予防に役立ちます。
また、フコイダンにはガン細胞を自己消滅に導く作用があり、胃潰瘍の原因のひとつであるピロリ菌が胃の表面につくのを防ぐなどの多くの研究発表がなされております。

モズクに含まれる特徴的な栄養素は、水溶性食物繊維の一種であるネバネバ成分のフコイダンやアルギン酸です。他にも、食物繊維やカリウム、カロテノイドの一種フコキサンチンが含まれ、生活習慣病の予防や便秘の改善などに働きかけます。
特にモズク酢として酢と一緒に摂取すると、モズクの繊維質が柔らかくなり、モズクの栄養素の吸収が促進されるためさらに健康への効果が期待できます。
また、フコイダンは加熱により体内で使用されやすい形になるため、天ぷらやみそ汁などに使用することも効果的です。

モズクは、水溶性食物繊維のフコイダンやアルギン酸、カロテノイドの一種フコキサンチン、食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれているため、健康に対する効果が期待できます。


●免疫力を高める効果
​​ウイルスなどの異物が体内に侵入してきた際には免疫機能が働きます。


●胃の健康を保つ効果
ピロリ菌が胃壁の弱っているところに付着することで胃潰瘍が発病します。


●抜け毛を予防する効果
脱毛を押さえる成分が含まれ、育毛剤にも使用されています。


●糖尿病を予防する効果
アルギン酸には、体内に入ると糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。


●高血圧を予防する効果
高血圧の原因となるナトリウムを排出するため、血圧を安定させる効果が期待出来ます。


●便秘・下痢を解消する効果
モズクには2種類の食物繊維が含まれています。


●痛風を予防する効果
フコイダンには、尿のpHを上げ、酸性尿改善の効果があり痛風のリスクを低減します。


●関節痛の症状を緩和する効果
フコイダンには関節痛の症状を緩和する働きがあります。


●二日酔いを防ぐ効果
フコイダンを摂取すると体内のアルコールの分解が促進されると言われています。

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